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病院案内

病院長から挨拶

大分県厚生連 鶴見病院 院長 加賀 明彦
大分県厚生連 鶴見病院
院長 加賀 明彦

 厚生連は農業協同組合(JA)の医療事業を担う組織で、農村地域の無医地区の解消と低廉な医療供給を目的に設立されたものです。当院は1948年(昭和23年)に大分県農民療養所として設立されたのを始まりとし、当初は結核や精神疾患が主体の病院でしたが、徐々に守備範囲を広げ、1990年(平成2年)に現在の本館、2011年(平成23年)に現在の新館を建設し、MRIや血管撮影装置などの検査機器、各種内視鏡治療、血管内治療や放射線治療などの治療機器を整備し現在に至っています。診療科も徐々に増え、現在は20診療科に約60名の常勤医師が勤務し、各種の癌、心疾患や脳卒中などの循環器病、高血圧や糖尿病などの生活習慣病など、幅広く対応できるようになりました。

新型コロナウイルス感染症は収束してまいりましたが、第二種感染症指定医療機関である当院は、当地域での感染症診療の中心的役割を担うことが使命であると考え、引き続き新興感染症に備え対処してまいります。また能登半島地震で改めて準備の必要性を認識させられた地震や水害などの自然災害にも対応し、感染症を含めた災害に強い病院として備えを進めたいと考えています。

 当院は2023年(令和5年)10月に紹介受診重点医療機関として大分県から公表されました。地域医療の役割分担として、当院は医療資源を重点的に活用する医療を担ってまいります。そのため、紹介状がなく受診された場合は特別な料金(選定療養費)が必要になる場合があります。詳細は当Webサイト内、お知らせ「紹介受診重点医療機関のお知らせ」に記載しておりますのでご理解ご協力をいただければ幸いです。

 当院は院是である「恕(おもいやり)」を基に、地域の医療機関の皆様と協力しながら、「困っている方々を助ける」ことを使命として、当院に与えられた役割を果たしてまいります。患者さんにより良い医療環境を提供し、地域の医療機関の皆様にもお役に立てるよう、職員一丸となって地域社会への貢献を目指してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

鶴見病院の基本方針

  1. 全人的がん医療を追求する
  2. 地域救急医療の発展に寄与する
  3. 専門的な生活習慣病医療を提供する
  4. 優秀な医療者を育成する

当院では基本方針に従い、患者さんに最適な医療と最高の安心感を提供します。
病める人が一日でも早く安心して病院に来られる環境を作っています。

今後も地域の皆様に愛される病院作りに努力してまいります。

病院理念(行動指針)

鶴見病院院長 “恕”(おもいやり)
  1. 使命

    私達は、地域住民の健康と福祉の向上のため、生命の尊重と、個人の尊厳を重視し、専門的で倫理的な医療の提供に努めます。

  2. 地域社会への貢献

    私達は、地域の医療・保健・福祉分野と連携した医療サービスを行い、救急、保健福祉活動に進んで参加します。

  3. 研修と教育

    私達は、プロの医療従事者としての研修に励み、医療水準の向上と後進の教育に努めます。

  4. 医療記録と守秘義務

    私達は、医療記録を完備し、管理すると共に、プライバシーや個人情報の保護を厳守します。

  5. 管理運営

    私達は、患者中心の医療を行い、かつ公的病院として地域社会に必須の病院として存続できるよう、健全経営を目指し、効率的な管理運営に努めます。

  6. 市民参加

    私達は、開かれた病院を目指し、ボランティアや学生の活動を広く受け入れ、市民との交流を深めます。

患者さんの権利と責務

私たちは、患者さんにより良い、やさしい、安全な医療を提供するために最大限の努力をします。
納得のいく医療を受けて頂くためには、患者さんと私達の意思の疎通が最も重要と考えます。
理念にかかげる“恕”(おもいやり)の心をもって患者さんの尊厳を重視した医療を提供してまいります。
医療は患者さんと医療者がたがいの信頼関係に基づき協力して作り上げていくものであり、皆さんに主体的に参加して頂くことが必要です。

患者さんの権利

  1. 最善の医療を公平に受ける権利
    • すべての患者さんは、平等に最善で安全な医療を受けることができます。
  2. 個人の尊重とプライバシーの保護を受ける権利
    • 個人として常にその人格や価値観などが尊重され、診療上の個人情報は保護されます。
  3. 情報提供や説明を受ける権利
    • 病気や検査、治療見通し等について、理解しやすい言葉や方法で、納得できるまで十分な説明と情報を受けることができます。
    • 自己の病気や治療などについて、必要な情報や納得できる説明を得る権利があります。
    • 病気の内容、治療の方法、危険性などについて理解できる言葉で説明を受け、十分納得して同意したのちに、医療を受けることができます。ただし、必要に応じ主治医の判断により家族、又は代理の方にお話する場合もあります。
    • 新たな治療をすすめする場合には、治療の効果や内容、予想される危険性、従来の治療方法との違いなどについて、前もって十分な説明をいたします。
    • 今受けている治療、処置、検査、看護などについて、あなたの希望を申し出ることができます。
  4. 自己決定する権利
    • 十分な情報提供や説明を得たうえで、治療方針等を自らの意思で選択することができます。
    • 拒否したことにより、不利益を被ることなく、医療を続けられます
  5. セカンドオピニオンを求める権利
    • 診断や治療方法について、他の医療者の意見を求める権利があります。

患者さんの責務

  1. 最善で適切な医療を受けるために、病状経過や過去の治療歴などの情報はできる限り正確に医療者へ伝えてください。
  2. 病気克服のために、医療関係者と協力して自らの治療に参加してください。
  3. 円滑な医療サービス体制を確保するために、病院や社会生活上のルールやマナーを遵守してください。
  4. 検査や治療のために必要な医療費を負担する責務があります。

暴言・暴力・迷惑行為等への対応について

大分県厚生連鶴見病院では、「恕(おもいやり)」の理念の下、従業員一同が患者の権利や意思を十分に尊重し、安全で安心な医療サービスの提供に努めています。
安全で安心な医療サービスを提供するためには、患者と従業員の信頼関係の構築が必要不可欠になります。そのため、以下のような行為を行う場合には、退去を命ずること、あるいは警察介入を依頼することがありますので、あらかじめご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

  1. ほかの患者や従業員への暴力行為やハラスメント行為、もしくはその恐れが強い場合
  2. 大声や暴言または脅迫的な言動により、ほかの患者に迷惑を及ぼす行為または従業員の業務を妨げる行為
  3. 解決しがたい要求を繰り返し行い、従業員の業務を妨害する行為
  4. 正当な理由もなく院内に立ち入りおよび長時間の居座り行為
  5. 当院の了承を得ず、他の患者や従業員を撮影あるいは会話を録音する行為、およびこれらのデータをSNSへ投稿する等、プライバシーを侵害する行為
  6. 機器備品・建物設備等を故意に破損する行為
  7. 受診や入院療養に必要でない危険な物品を院内に持ち込む行為
  8. 執拗に謝罪や謝罪文を強要する行為
  9. その他、病院内の秩序を著しく乱す行為や社会生活の道徳に反する行為

病院概要

施設名称 大分県厚生連 鶴見病院
所在地 〒874-8585 大分県別府市緑丘町12番1号
電話・FAX 電話:0570-06-7111  FAX:0977-23-7884
病院長 加賀 明彦
病床数 230床:一般226床、感染症病床4床

日本医療機能評価機構の認定

日本医療機能評価機構とは国民の医療に対する信頼を揺るぎないものとし、その質の一層の向上を図るために、医療機関の機能を学術的観点から中立的な立場で評価し、その結果明らかとなった問題点の改善を支援する第三者機関として設立されました。
(日本医療機能評価機構ホームページより抜粋)

日本医療機能評価機構の認定のご紹介

医療実績

鶴見病院の医療実績を掲載しています。

医療安全対策の取り組み

鶴見病院の医療安全への取り組みや院内感染対策についての情報を掲載しています。

教育・研究・情報公開

鶴見病院の教育・研究への取り組みについて情報を掲載しています。

個人情報保護対策・利用目的

患者さんの個人情報は、個人情報保護に関する法律に基づいて適切に管理します。
鶴見病院の個人情報保護対策について掲載しています。

<個人情報保護に関するお問い合わせ先>
TEL 0977-23-7111
大分県厚生連鶴見病院 情報管理科長

個人情報保護対策について [PDF]

病院の沿革

大分県厚生連鶴見病院の沿革を掲載しています。